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働くママも、やりたいことを諦めないで【ママの履歴書】後編

子育てしながら働くのって、シンドイ、大変そう…。この先には何があるの…?
そんなママへ、少しだけ先を歩く、隣りの働きママからのメッセージ「ママの履歴書」。

今回は、一般企業で働く美由紀ママの履歴書の後編をお届けします。(前編はこちら


美由紀ママ

美由紀ママ
Miyuki Mama

4歳・1歳の子どものママ。大学卒業後入社した企業でシステムの導入計画に従事。札幌のワーキングマザーサークル「スマイル☆ワーママ」代表。趣味は旅行。

ある日のスケジュール

「本当は私ももっとやれる」そのモヤモヤをサークル活動に投入

私は子どもがいても責任ある仕事を任せてもらっていると感じますが、周囲の働くママを見ていると、「本当はもっとできる人なのに、その力が生かされていなくてもったいないな」と思うママも。

私が代表として活動しているワーキングマザーサークル「スマイル☆ワーママ」の仲間にも、育休から復帰後は「本当はもっとやれるのに」というモヤモヤした気持ちを抱えているママが多いんですよ。そこで、力が有り余っている分、その力をサークル活動に投入してもらっています。

仲間たちは本当にみんな仕事が早くて、サークルのウェブサイトを立ち上げたり、イベントのチラシをつくったり。時には協賛を集めて300名を集めるイベントを開催したこともあります。おかげで当時約10人で始めたサークルは、3年で500人以上になりました。

最近では「フルタイムで働くワーママの会」という座談会や、育休中のママに先輩ママが保育園や病児保育事情などの体験談を語る会、リトミックや時短料理の講座を開催するなど、幅広い活動を行っています。

サークルの事務局メンバーと一緒

仕事もサークル活動も、大切な「社会とのつながり」

子どもを預けて働くことに罪悪感を持っているママもいるかもしれません。

でも、ママが自分の人生を生きて、楽しんでいる姿を見せることは、子どもの成長にもきっといい影響を与えるはずです。私が一番やりがいを感じるのは、「社会とつながっている」と感じられる状況。仕事ももちろん「社会とのつながり」ですし、サークル活動も大切な「つながり」。

サークル活動を始めた理由は、育休からの復帰時、せっかく支援センターなどで知り合ったママ友と離れてしまうことが嫌だったから。そこで、ワーキングマザーサークルを育休復帰前の3月に立ち上げました。運営に携わる仲間も全員働くママですが、忙しい合間を縫って協力してイベント開催や告知をこなすことで、充実した日々を送れています。

ママデミー賞

「働くママは大変だ」って、みんな思ってますよね。しかも私はサークル運営までやっていて、「どうしてそこまでがんばるの?」って言われることもしばしば。でも、私は楽しいからやっているだけ。部活感覚ですね(笑)。

目標は「働くママみんなをハッピーにすること」。気の持ちようで、毎日はもっと楽しくなります。

働くママでも、やりたいことを諦めないでいいんです。遠慮せず、ママもやりたいこと、やっちゃいましょう!

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