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女性が子育てしながらキャリアを積める社会を【ママのじかん割】

今回のママProfile:和知 奈緒佳さん

6歳の女の子、3歳の男の子のママ。中学校教員、担当は国語。大学院修士課程修了後教員になり、長女を出産。2年間の育休中に夫の実家のある県へ引っ越し、改めて教員採用試験を受けて合格、職場復帰。その後長男を出産、3年間の育休後、再度復帰。

育休中、子育てしながら教員採用試験に合格

大学院修士課程を修了して教員になり、長女を出産。2年間の育休中に考えたのは、「これからどうやって子育てと仕事を両立させよう?」ということでした。実母は既に他界していて、協力は頼めない状況です。そこで、夫の実家のある県へ引っ越しました。一旦子育てに専念することも考えましたが、キャリアを途切れさせたくない思いがあり、子育てと並行して試験勉強をし、転居先の県で改めて採用試験に合格。その後長男を出産し、2回目の育休を経て、中学校で教員をしています。

出産前は22時頃まで仕事をしていたし、週末の出勤もありました。でも、今はお迎えの時間があるので帰りは早くなり、土日もほぼ休み。職場にいる時間が減るのが不安でしたが、周囲の助けや、忙しいときは仕事を持ち帰るなどし、何とか続けられています。

外食は無駄遣いではなく「時間を買った」と思う

家事分担は、平日は洗濯・風呂掃除が私、掃除機・夕食準備が夫。土日には気晴らしも兼ねてゆっくり掃除をしたり、「もう無理!」と思ったら外食をすることも。無駄遣いではなく「時間を買った」と思うようにしています。

子どもの送り迎えは、長女は夫、長男は私と、職場に近い方を担当しています。義母にお願いしたこともあるのですが、体調を崩されてしまい、反省。緊急時以外は頼らないようにしました。子どもたちの体調不良の際は、周囲に頼って、夫婦どちらかが仕事を休むようにしています。

今は職場で頼ることも多い分、子どもたちが大きくなったら、今の私と同じように小さい子どもを育てる方を助けることで、恩返しをしたいんです。女性が子育てしながら、堂々とキャリアを積める社会を目指していきたいですね。

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