「家事えもん」でおなじみのお笑い芸人・松橋周太呂さんが、家事がラクになるワザを教えてくれる本コーナー。今回は「調味料の保存場所」です。
最適な場所にしまえば、よりおいしくなる!
家にある数々の調味料。冷蔵庫に入れる?入れない?何となく、しまっていませんか?
最適な場所にしまうことで、よりおいしく使うことができます。
場所別にお伝えしますね!
吊り戸棚
塩
塩は、温度変化の激しい場所・湿度の高い場所を避けた、吊り戸棚がおすすめ。におい移りがしやすいので、におうものの近くは避けましょう。袋のまま保管するとにおいを通しやすいので、密閉容器に移すといいですよ。
砂糖
基本は塩と同じで、温度変化の激しい場所・湿度の高い場所を避けましょう。ちなみに、砂糖がカチカチに固まるのは、湿気が理由かと思いがちですが、実はその逆で、乾燥しているから。水をほんの数滴たらすとほぐれます。
冷蔵庫
小麦粉・片栗粉
常温で保存しがちですが、実はダニや虫がつきやすいので、ジッパー付き保存用袋や保存容器に入れ、しっかりフタをして冷蔵庫で保存しましょう。
また、におい移りもあるので、においの強いものの近くは避け、賞味期限をしっかり確認して使いましょう。
ホットケーキミックス・お好み焼き粉も同様に。
醤油
開栓後は冷蔵庫に入れると、鮮度が保ちやすくなります。温度変化で劣化しやすくなるので、使ったらすぐ冷蔵庫へ戻しましょう。醤油さしなどで小分けにする時は、満タンに入れず、使う分だけ入れるか、数日分だけ入れるのが理想です。
味噌
開封後は冷蔵庫で保存しましょう。酸化を防ぐため、空気に触れないようラップをしてからフタをするのがおすすめ。
酢
基本は常温保存もできますが、ポン酢・果実酢など、いろんな成分が入っている場合、冷蔵庫の方が風味が保たれます。特に夏場のように温度が上がる季節は、冷蔵庫が最適です。
みりん風調味料
アルコール分が低いので、開栓後は冷蔵庫で保存しましょう。
調理台の下・棚
油
直射日光を避け、高温多湿でなく、温度変化の少ないところで保存しましょう。酸素も大敵なので、キャップはきちんと閉めて!
本みりん・みりんタイプ調味料
油と同様、直射日光を避け、高温多湿でなく、温度変化の少ないところで保存しましょう。本みりんは糖分が多く、冷蔵庫で保存すると固まってしまうので避けましょう。
料理酒
直射日光を避け、高温多湿でなく、温度変化の少ないところで保存しましょう。日本酒や焼酎も古くなってしまったら料理酒として利用できますよ。
ここはNG! 調味料の保存場所には合わないところ
コンロの下
火の下は温度変化が大きいので、調味料を置くのには適していません。
シンクの下
湿気が多く、お湯を使うなど温度変化があるため、調味料を置くのは避けましょう。
ぜひ、ご家庭の調味料置き場を見直してみてくださいね!