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どんな仕事にも、「ママだから気づける視点」はきっとある!【ママの履歴書・後編】

子育てしながら働くのって、シンドイ、大変そう…。この先には何があるの…?
そんなママへ、少しだけ先を歩く、隣りの働きママからのメッセージ「ママの履歴書」。

今回は、クルールきょうと版編集室増田紗恵子さんの履歴書です。後編です。(前編はこちら



増田紗恵子さん
Saeko Masada
4歳の女の子のママ。クルールきょうと版の編集や広告営業に携わる。夫は関東地方に単身赴任のため、長女と2人暮らし中。勤務10年目。

 紗恵子ママのある日のスケジュール

 

 

段ボールアートは、ママだから出会えた楽しみ

長女と一緒につくった、段ボールのキッチン。ついつい自分が夢中に…。

 

子どもができると大変なことも増えるけれど、今まで知らなかった世界にも出会えます。たとえば、私は段ボールでキッチンやお店やさんをつくったりするんですが、子どもがいなかったら絶対にやってなかった(笑)。

でも、これが楽しいんです。少々出来が悪くても、子どもは喜んでくれますしね。段ボールアートは、子どもがいるからこそ出会えた世界ですね。

もちろん仕事の面でも発見があります。私が「クルール」の編集をしている以上、自身もママでいることは大きな利点。

でも、他の仕事だって、「ママだから気づける視点」はきっとあります。子育てをすることで広がる世界は、仕事にも生きてくる、って思うんです。

坂道を転がるような毎日の中で

これから子育てと仕事を両立するママには、とにかく「何とかなるよ!」と伝えたいですね。思いもよらなかったアクシデントも次々と起こりますが、何とか乗り切る方法も次々と見つかります。とにかく頼れる人やサービスにはどんどん頼ってください。

私が助けられたのは、義母の存在。復帰直後で長女が毎月熱を出していた頃は、よく県をまたいで手助けに来てくれました。最近ではあまり熱を出さなくなったんですが、「寂しいから行くわ」と言って、やっぱり月1回はヘルプに来てくれます。本当にありがたいですね。

義母は元幼稚園教諭で一度は引退していたんですが、長女の面倒を見てくれているうちに、保育園に勤務するようになったんです。今ではフルタイムで、完全復帰。当時は「いつも迷惑をかけて申し訳ないな」と思っていたけど、義母が義母で楽しんでいてくれていたのかもしれません。だとしたら、とってもうれしいですね。

子育てをしながら働く毎日は、まるで坂道をゴロゴロと転がっているよう。特に乳児の頃なんて、めまぐるしくて常にいっぱいいっぱい。

でもね、その坂道は下り坂じゃないんです。時間が経つごとに子どもは成長してどんどんできることが増え、手が離れてママは楽になっていきます。

うちの子はまだまだ手が離せない時期ですけど(笑)、徐々に坂道を転げ上がっているのを感じます。ママのみなさん、一緒に上り坂を転がりましょう♪

長女の寝相を「ガチ寝アート」として撮影して楽しむことも♪

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