「片栗粉でわらびもちができる」って 知ってました?
忙しい毎日の中で、ママも子どももホッと一息。
わが家でおいしい 〝和カフェ〟を始めましょう♪
お家でひんやりカンタン!カフェタイム♪
今回モデルをつとめてくれたのは、美由貴ママと、5歳の瑛愛ちゃんの親子です。
自宅で子どものための英語教室を開く美由貴ママ。美由貴ママの“ホッと一息つく時間”はいつですか?
「瑛愛を園バスで送り出してから掃除を済ませた後、瑛愛が帰ってくるまでの10時から14時頃かな。コーヒーを入れて、撮りためたドラマを見ます。海外ドラマは英語の勉強にも息抜きにもなって、一石二鳥♪」
そんな美由貴ママと瑛愛ちゃんに、わらびもちを手づくりして楽しむカフェタイムを体験してもらいました。さて、感想はいかが?
「わらびもちは夏の定番ですよね。よく食べるけど、つくったことはなかったな~。ジャムなどを混ぜるといろんな色になるなんて、カラフルで素敵♪ ひんやりデザートって、手づくりすると手間がかかるイメージだったけど、わらびもちはお鍋1個でできちゃうなんて、手軽ですね! コーヒーが好きだから、“珈琲わらびもち”もいいな。ぜひ夏につくってみます!」
楽しい親子のカフェタイムを☆
基本のわらびもち
【材料】
*片栗粉…50g *砂糖…30g *水…250㏄ *黒蜜・きな粉…適量
【つくり方】
❶鍋に片栗粉・砂糖・水を入れ、よく混ぜる。
❷中火にかけ、木べらでときどきかき混ぜる。
❸白っぽく固まってきたら、透明になるまで混ぜ続ける。
❹冷水にとり、ひと口大にちぎる。
❺きな粉と黒蜜をかけて完成!
珈琲わらびもち
【材料】
*基本のわらびもちの材料 *インスタントコーヒー…3~5g *コーヒー用ミルク…適宜
【つくり方】
❶鍋に基本のわらびもちの材料とインスタントコーヒーを入れ、よく混ぜる。
❷~❹は、基本のレシピと同様。
❺器にちぎった珈琲わらびもちを入れ、お好みでコーヒー用のミルクをかけていただく。
ジャム入りわらびもちで フルーツポンチ
【材料】
*基本のわらびもちの材料 *お好みのジャム…50g *お好みのフルーツ…適量 *炭酸水またはサイダー…適量 *ミント…適宜
【つくり方】
❶鍋に基本のわらびもちの材料と、お好みのジャムを入れてよく混ぜる。
❷~❹は、基本のレシピと同様。
❺器にちぎったジャムわらびもちとお好みのフルーツを彩りよく入れる。炭酸水又はサイダーを注ぐ。最後にミントをかざる。
そもそも「わらびもち」って?
その名の通り、もともとはワラビの根から取れる「わらび粉」を使ってつくられていたわらびもち。平安時代から食べられていたとも伝わっています。
しかし、わらび粉はつくるのに非常に手間がかかり、高価。そこで、江戸時代から葛粉などを混ぜるようになり、現在市販されているわらびもちは、サツマイモやタピオカから取られたデンプンを主原料としたものが多くなっています。
「おやつの時間」って?
「おやつ」の語源は「お八つ」。午後2~4時は昔でいう「八つ時」にあたることから、その頃食べる間食を「おやつ」と呼ぶようになりました。
幼児期の子どもはまだまだ1回に食べられる量が限られているため、1日3回の食事だけでは、必要なエネルギーや栄養素を摂ることが難しいのです。そこで大切なのが「おやつ」。
食事を補って、毎日のコミュニケーションにもつながるおやつを、親子で楽しみたいですね♪
撮影場所:マレアハウスデザイン
撮影:b-studio、コーディネート:湯原耐子、 ヘアメイク:野澤麻美、企画・レシピ:金原恵美
(この記事はクルール2017年6月号特集「親子でつくるぷるぷるわらびもち」を加筆・修正して掲載しています。)