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「ママになって幸せ」 という人を増やしたい【ママのじかん割】

今回のママProfile:山崎 美幸さん

5歳・3歳の女の子、1歳の男の子のママ。ベビーマッサージ教室「Nico&nico」主宰。幼稚園教諭免許、保育士資格、ベビーライフコミュニケーター、NAPB公認テアトリックコミュニケーターインストラクター。インスタグラム@babymassage_yamasaki0618

「幼稚園の先生だったのに」 2人目が生まれてつまずいた

出産前は、幼稚園教諭をしていました。「社会を良くしたい、そのためには人間の“根っこ”である、幼児期の教育が大切」と選んだ仕事でしたが、続けていくうちに「やっぱり大事なのは家庭教育」と思うように。自分が母になって子育てをしようと、結婚して退職、第1子を出産しました。

初めての子育ては、孤独ではあったけれど、結構楽しかったんです。ところが、2人目が生まれた直後つまずきました。次女はなかなか寝ない子で、1日中おんぶに抱っこ。長女はイヤイヤ期で、いつも癇癪を起こしたり泣いたり。子どもと遊びにいく場所も知らなかったし、人とつながることも怖くて、人の目をすごく気にしていました。「幼稚園の先生だったんだから、子育ては順調でしょ?」と思われている気がして、でも、全然順調じゃなかったんです。

従姉妹が誘ってくれた教室で ベビーマッサージと出会う

そんな頃、従姉妹がベビーマッサージ教室に誘ってくれました。そこで出会った先生は、親子の愛着や温もりに触れることを大切にしていて、子育ての考え方が私ととても合っていると感じました。「これだ!」と思い、その場で自分も資格を取ると決めました。

今では週3回のベビーマッサージ教室に加え、講師を育成する講座の講師も務めています。

やりがいは、教室に集まってくれたママたちが、「我が子がかわいい」「赤ちゃんの時期を大切にしたい」と言ってくれること。私自身も子育てに悩んでいたから、今、子育てを楽しむお手伝いができるのがとてもうれしいんです。

「ママだから自分を犠牲にする」じゃなくて、ママたちにまず幸せになってもらいたいんです。「ママになってさらに幸せ!」という人を増やすのが目標ですね。

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