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管理栄養士として、ママとしてアドバイス【ママのじかん割】

今回のママProfile:袴田 真央さん

5歳の男の子・4歳の女の子のママ。
乳幼児健診時の栄養指導など、週3日程度、管理栄養士として勤務中。静岡県在住。

子育てから離れて何かに 没頭する時間がほしくて

結婚前は、委託先の会社の寮や給食のメニュー作成や調理の仕事をしていました。当時は勤務時間も長く、朝7時から夜21時までに渡ることもあり、このまま続けられる気がせず、結婚を機に退職。専業主婦になりました。

でも、長男が生まれ、子育てに追われるようになると、少しでも子育てから離れて何かに没頭する時間がほしくて、また仕事をしたいと思うようになりました。

そこで、たまたま地元の広報誌で見つけた、1歳6か月児健診や成人健診時の栄養相談などに対応する、現在の仕事に応募。1歳だった長男は両親に預け、週1回の勤務から始めました。その後、長女を出産。出産後は長男と同じように、長女も1歳から両親に預けて、再び仕事に復帰。2人とも幼稚園に入園した昨年からは勤務日数を週3回に増やしています。

「心が軽くなった」 保護者の声が原動力

「栄養士さんだから料理はお手の物でしょう」とよく言われるのですが、実は料理は好きじゃなくて(笑)。仕事をしているとそんなに時間もかけられないし、なるべく1品にたくさんの食材を使うことで、時短料理で品数を増やさなくても十分な栄養素が摂れるように工夫しています。夫も休日は料理をしたり、率先して子どもと外遊びをしてくれますね。

仕事では、乳幼児健診で離乳食の進め方などの相談に乗っています。管理栄養士としての知識に、「子育て中のお母さん」という立場も生かしてアドバイス。「心が軽くなった」「離乳食を重く考えすぎなくていいんですね」と言ってもらえると、役に立てたかなという気がして、「さらに勉強して経験値を上げよう」と励みになります。保護者の声を原動力に、これからもがんばりたいですね。

 

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