3月は年度末。幼稚園や保育園から大量の作品が持ち帰られる季節ですね。でも、その作品たち、しっかり保存できていますか?子どもの絵や工作で自宅が埋もれないために、整理収納コンサルタントの小堀さんに「子どもの作品のおかたづけ」について教えてもらいました。
絵は定期的に入れ替えて、季節のディスプレイに
絵や工作を家に飾ってみんなが見れる状態にしておくのにも、コツがあります。
最初は新鮮に感じられた絵も、毎日見ているうちにいつしか慣れてしまうもの。絵も含めて「家の景色」になって、日常に溶け込んでしまい、家族も何とも思わなくなってしまうんですね。
そんな「景色化」を防いで、いつまでも作品を楽しむには、定期的に作品を入れ替えること。
たとえば、春には「おひなさま」や「桜」、秋には「サンマ」や「コスモス」など、季節に合わせた絵や工作を飾ってみてはいかがでしょう。作品が入れ替わると、家族も「新しくなったね」と気付きますし、季節を感じるディスプレイとしても活用できます。
また、ずっと貼っておくよりは、色あせなどの劣化も防げます。
せっかくの子どもの作品を飾るなら、家族の目を引くように、生かして飾りたいものですね。
ありがちNG例!お気に入りの絵も、ただしまっておくだけ…。
「すごい、上手!」と思った絵も、まとめて紙袋に入れたまま。「飾りたいけど、ぴったりな額もないし」なんて嘆きが聞こえてきそう。
ボトム用のシンプルなハンガーを使って壁に飾れば、絵も簡単に入れ替えられて、季節を感じる素敵なディスプレイの完成です。
ビフォーアフター!「開かずの段ボール」をおかたづけして、いつでもパッと開けるイヤーアルバムに
こんなご家庭、多いのでは?絵も工作もまとめて段ボール箱に押し込んで、クローゼットに入れたまま。将来もずっと、この段ボール箱が開かれる予定はなさそうです。
そこで…
かさばる工作や多すぎる絵は写真を撮って処分。残す作品は厳選し、1年分を1つのファイルにまとめてカゴの中へ。子どもごとにファイルの色を変えて、分かりやすくまとめました。