季節を感じる、おすすめ絵本。親子で読んでみて。
出会いと別れで ぐんと大きくなる心、応援します
『みんな おなじ でも みんな ちがう』は、ヒマワリの種やウメボシなど、同種のものをズラリと並べ、タイトルと同じ一文を添えた絵本です。
一見どれも同じなのに、全部違う… これは、人も同じこと。友達との違いに不安や疑問を感じたとき、たとえ仲間でも違うのが「自然」なのだと力強く伝えてくれます。
それはまた、〈みんな違う、でも、みんな同じ〉だと知ることでもあるでしょう。
本日の絵本『みんな おなじ でも みんな ちがう』
文/奥井 一満 写真/得能 通弘 AD/小西 啓介 発行/福音館書店
巻末の解説を読むと、つい始めに戻りたくなります。自然ってすごい!見ているうちに、ワクワク元気になる絵本です。
おすすめを、もうにさつ
『やもじろうとはりきち』
作/降矢なな
発行/佼成出版社
仲良しだった友達がいつの間にかうとましくなってきて……。タイプの違う友達へのリアルな感情の動きが、鮮やかな色とかわいらしい絵で描かれています。
『いつだって ともだち』
文/モニカ・バイツェ 絵/エリック・バトゥ-
訳/那須田淳 発行/講談社
友達との別れが悲しくてたまらない子象のべノが教わった、そんなときに自分ができる3つのこととは?別れを経験したことのある全ての方におすすめです。