季節を感じる、おすすめ絵本。親子で読んでみて。
秋の夜長に、絵本で出かける ショートトリップ
秋は、やっぱり読書。今年は、絵本で親子の旅をしてみませんか?
『わたしのろばベンジャミン』は、ギリシャの島を舞台にした、小さな女の子と赤ちゃんろばの物語です。
モノクロの写真絵本ですが、真っ先に伝わってくるのは、あたたかさ。
何でも一緒の仲睦まじい様子に、2人だけの冒険。読み終えたとき、誰からも「ああ、いいなあ!」とため息が漏れる絵本です。
本日の絵本「わたしのろばベンジャミン」
文/ハンス・リマー 写真/レナート・オスベック 訳/松岡享子 発行/こぐま社
愛らしいろばに目が釘付けになります。文量は多めですが分かりやすいので、小さな子にも。
おすすめを、もうにさつ
『てじな』
作/土屋 富士夫 発行/福音館書店
濃いひげをはやしたアラビア風の手品師が、子どもたちに大人気!穴あきのしかけ絵本で、不思議な呪文やちょっと怪しい舞台の雰囲気が癖になります。
『ぼくの ねこは どこ?』
作・絵/ヘンリー・コール 発行/岩崎書店
ページのどこかにいる猫を探す、探し絵の絵本。文字はありませんが、絵は細やかで美しく、飼い主の男の子の物語や街の風景も楽しめます。