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ママだけじゃ変わらない?! パパも働き方を変えていこう!【わが家の働き方改革・前編】

パパの働き方改革を遠隔操作で進めよう

社会を挙げて働き方改革が進み、各職場で残業を減らしたり、休暇を取得したりする流れが加速しています。その改革の先陣を切ってきたのは、働くママたち。保育園のお迎えのために時短で帰ったり、子どもの病気で急に仕事を休むため、業務の効率化や調整に取り組んできました。

では、パパはどうでしょうか?家事育児に積極的なパパもいる一方で、まだまだ「仕事が忙しい」「自分の役割じゃない」を理由に家事育児をしない、あるいはやりたい気持ちはあっても、長時間労働のためにできずにいるパパも多くいます。その結果、ワンオペ育児の負担で心身ともに潰れそうになっているママも…。

パパを家庭に戻すには、パパ自身の働き方改革が不可欠です。妻が夫の仕事を直接コントロールすることは難しくても、まずは夫に働きかけ、少しずつ意識を変えていくことで、パパの働き方を改革していきませんか?

パパ自ら「早く帰りたい!」となればしめたもの

といっても、夫に「帰りが遅いと困るの」「とにかく早く帰ってきて」などとストレートに訴えるのはNG。夫もカチンときます。

そこで奥の手。子どものかわいい写真をメールで送るなどして、夫が家に早く帰りたくなるように促しましょう。私も出張のとき、夫から「見て見て、かわいいよねー!」「ぷりぷりのお尻!」などと子どもの写真が送られてくると、早く帰りたくなります(笑)。

子どもが小さい今のうちに家に早く帰るようにすれば、親子で楽しい時間を過ごせるということを、夫に気づいてもらうのです。

そしてもう一つのポイントは、夫が早く帰ったり家事育児をしたときは、すかさず「ありがとう!」「子どももすごく喜んでるよ」と、感謝の気持ちを伝えること。

家事育児は、本来はとても大切なことにもかかわらず、周囲からは評価されにくいものです。だからこそ、家庭ではお互いに感謝し、評価し合いましょう。妻に認めてもらえたら、夫も「もっとやろう、頑張ろう」と思えるものです。

後編の「働くママのノウハウをパパに伝授しよう 」は4月16日(火)公開予定です。

堀江 咲智子さん
株式会社ワーク・ライフバランス コンサルタント。株式会社ノーリツにて商品企画・開発・販売を経験。女性活躍推進プロジェクトも務め、プロジェクトにやりがいを感じたことから2012年より現職。4歳の男の子のママ。
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