ママも年に一度、誕生日に検診を受けませんか?
20代から続いていた出血を見過ごしていた結果
待っていたのは 「がんです」の4文字。
死と向き合う中で 由香里ママが気づいたこととは?
由香里ママ
Yukari Mama
中学1年生の男の子と小学5年生の女の子のママ。大阪を拠点に、女性の生き方を応援する学びの会「愛され女子のためのお茶会」を主宰。facebookで検索してみてくださいね。
「痔の日帰り手術で治る」 軽く考えていたのに、まさか――
「がんです」。そう告げられた時のショックは、4年経った今も忘れられません。
直腸がん、リンパ節転移がある「ステージ3B」。
20代の頃から血便があったのを「痔だろう」と放置し、いよいよ排便もできなくなって病院に駆けこんだ結果でした。「痔の日帰り手術で治る」と軽く考えていたのに、まさか――。
診察室を出て大泣きしましたが、当時8歳と6歳の子どもたちの顔が思い浮かんだ瞬間「生きなくては!」と気持ちが切り替わりました。
治療を待つわずか1カ月の間に「ステージ4」に進行するも、3カ月の治療を経て、がんは消失。
おかげさまで今は元気です。
ママが「いる」。 それだけで家族は幸せ
病気になる前の私は、子どものために「もっとやらなくちゃ、もっと」といつもキリキリして、心身ともに休まる間がありませんでした。
でも“死”に直面して気づいたんです。そんなに頑張らなくても、ママが「いる」だけで、家族は幸せだったんだって。
我慢ばかりで頑張り過ぎちゃうママのみなさん、ストレスは健康を害しますよ!家族のためなら、まず自分の心と体を大切にしましょう。
ママが検診の後に、エステやおいしい食事を楽しむ「ママのご褒美デー」があってもいいですよね (笑)。ママが元気で笑っていれば、万事OK。“生きてこそ!”です。