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ワニぼうのこいのぼり【ものがたりごはん】

絵本に出てくる、おいしそうな料理。
絵本を読んでたら、食べたくなっちゃった、あの料理。

親子で絵本を読んだら、さらにものがたりの世界に飛び込んでみませんか?

今回ご紹介する絵本は『ワニぼうのこいのぼり』。

栄養士・食育料理研究家の石橋玲子さんとお子さんたちが、絵本を読んで、オムライスをつくりましたよ。

 

本日の絵本「ワニぼうのこいのぼり」

作/内田麟太郎 絵/高畠 純
発行/文渓堂

ワニぼうのために、こいのぼりを買ってきたお父さん。春の空を気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりを見ているうちに、お父さんは・・・!? ほのぼのとしたワニ一家の会話も楽しい絵本です。

こいのぼりって、たべられるの?

もうすぐ、五月の節句。
男の子がいるわが家では、こいのぼりにちなんだ絵本を読みました。
すると…
「こいっておさかな? 食べられるの?」
「おさかなだよ、食べられるよ」
「じゃあ、こいのぼりも、食べられるの?」
「!?」
こいのぼりを食べようなんて、
さすがは、食いしん坊な私の息子です(笑)。
「こいのぼりは、食べられないよ~。
そうだ! それなら、食べられるこいのぼり、
つくってみようか!」

 

「こいのぼりオムライス」をつくろう

材料

<ごはん>
米…1.5合
トマトジュース(無塩)…270ml
水…適量
塩…少々
コショウ…少々

<A>
ニンジン…1/3個(5mm角に切る)
タマネギ…1/4個(7~8mm角に切る)
ウィンナー…2本(1~2mm厚さに切る)
固形コンソメ…1個

<卵>
卵…4個
塩…少々
サラダ油…少々

<飾りつけ>
焼き海苔…少々
トマトケチャップ…適量
ミニトマト、キュウリ…適量

つくり方

① 米をとぎ、ザルに上げてしっかり水を切ります。

② 米を炊飯器に入れ、トマトジュースを加え、1.5合の目盛りまで水を加えます。

③ 調味料を加えて全体をよく混ぜたら、上にAを乗せて炊きます。炊き上がったら、全体をよく混ぜます。

④ 卵4個で、4枚の薄焼き卵をつくります。卵を1個ずつボウルに割り入れ、塩を加えてよく溶きほぐします。中火にかけたフライパンにサラダ油を薄くひき、薄焼き卵を1枚ずつ焼きます。

⑤ 薄焼き卵を1枚ずつ、裏返してお皿に広げ、中央に長方形になるようにごはんをのせます。

⑥  卵の左端と、上下を中央に向かって折り畳むようにしてごはんを包み、裏返して皿に盛りつけます。こいのぼりの尻尾を三角に切り取り、焼き海苔を丸くカットして目をつくり、トマトケチャップで鱗を描いて仕上げます。ミニトマト、キュウリをカットして、竿をつくり、できあがり。

 

おたのしみPoint

子どもたちにケチャップで鱗を描かせたら、大喜び!
いろんな鱗のこいのぼりができました。
炊飯器を使えば、オムライスも手軽につくれます。
炊きあがりはちょっと水っぽくても、混ぜれば丁度良い仕上がりになりますよ。

石橋 玲子さん
2児の母で、食育料理研究家、栄養士、エコクッキングインストラクター。小中学校の栄養職員から料理教室講師へ。モットーは「食べる力は生きる力」。
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