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2段構えで考えよう!「1週間持たせる」食料備蓄【ふだんのBOSAI】

必要になるのは、今日かもしれない。 普段の防災は、不断の防災。

 

2段構えで考えよう! 「1週間持たせる」食料備蓄

01 1~3日目…冷蔵庫・ 冷凍庫内、パン・麺など

3日間は、停電すると止まる、冷蔵庫・冷凍庫内の食品、パンやカップ麺などの買い置きの食品を食べます。冷凍したパンや野菜、冷凍食品なども自然解凍で食べれますので、多めに保存を。

02 4~7日目…レトルト・ フリーズドライなど非常食

4日目からは、「3食×3日分以上×人数分」備蓄した非常食を。おいしいレトルトやフリーズドライの食品を普段から食べて買い足す「ローリングストック法」で備えましょう。

03 カセットコンロとボンベ・ クーラーボックスも必要!

調理のため、カセットコンロとボンベの準備を。ボンベは1本で約60分使えるので、1カ月で15~20本必要。食材を冷やせるよう、クーラーボックスに加え、保冷剤を多めに冷凍庫に!

いつも食べている、おいしい 食品を「非常食」にしよう

「もし災害が起きたら在宅避難を選ぶ人が多い」と予想される今、大切なのは在宅避難の備え。

「非常食が必要」ということは誰もが思いつきますよね。では、何日分あればいいのでしょう?答えは、「1週間分以上」です。従来は国の指針として「3日分以上」とされていましたが、首都直下地震と南海トラフ巨大地震などが連動して起こる事態を想定し、見直されました。もし想定通りの地震が起こると、関東から九州までの広い地域が被災地となる恐れがあり、被災者は膨大なのに、他地域からの救助はすぐには難しい、という事態になります。だから、1週間分の備蓄が必要なのです。

そう聞いて諦める人もいるかもしれません。「3日〜4日分なら何とかなっても、1週間分は多すぎる」と。いやいや、待ってください。実は、「3日〜4日分」でいいのです。

被災後1~3日間は、普段から家にある冷蔵庫・冷凍庫内の食品、パンやパスタなどを食べましょう。冷蔵庫が止まれば傷んでしまう牛乳・卵とホットケーキミックスでホットケーキも焼けます。

4日目からはいよいよ「非常食」の出番。でも、防災用の特別な食品でなくて構いません。日常的に食べて買い足す「ローリングストック法」なら、賞味期間が1年あれば十分なので、ほとんどのレトルト・フリーズドライ食品なら大丈夫。普段食べているおいしい食品が「非常食」になります。

これなら、用意できる気になりますね。調理のため、カセットコンロとボンベ、クーラーボックスも一緒に準備しておきましょう。

永田 宏和さん
NPO法人プラス・アーツ理事長。兵庫県西宮市生まれ。大学で建築を学び、大学院ではまちづくりを専攻。阪神・淡路大震災10周年記念事業で、楽しく学ぶ新しいカタチの防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」を開発。
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